明神ダム


貯水池側から望む
貯水池側から望む


入り口ゲート前
入り口ゲート前


ダム下流側から望む
ダム下流側から望む

撮影機材 コダック製インスタマチックカメラ

 幻のダム、明神ダムです。ダムへ通じる車道はダムの手前数Kmの所で立ち入り禁止のゲートがあり、車で行こうとすると絶対に見ることができません。明神ダムを拝むには、南原峡を歩いて登る必要があります。「けん」が南原峡へ行った時はダムの入り口ゲートまでは入ることができました(現在も入れますが、南原峡の遊歩道はすべりやすく、ある程度山歩きに慣れていた方がよいです)。
 なお、「けん」が、南原峡へ散策へ行った時は、たまたま道に迷い、大きな溝に遭遇、そこを登っていったら明神ダムでした。中国電力の人がいたのですが、道に迷ったということで一休みすることを許可してくれました。よく考えると大きな溝は非常用の洪水吐だった(;^_^A アセアセ
 明神ダムは、下流の南原ダム同様中央コア型ロックフィルダム、南原ダムより少し大きく堤高は88.5mあります。南原ダムは、南原川を堰き止めてあるのですが、明神ダムは、川をせき止めるのではなく、山の窪地に設置してあるような感じで、揚水式発電の上池の役割を行います。南原ダムとの組み合わせで揚水式発電を行う南原水力発電所は・・有効落差317.5m、最大水量254m3/秒を利用して、最大62万KWの発電を行います。
 なお、明神ダムの下流に南原峡がありますが、ここは県立自然公園ということもあり、建設にあたり、建設用道路を迂回させたり、ダムから南原峡に流れる水は貯水池の水を流すのではなく、貯水池の回りに自然の水を集める溝を設置して、自然の水を集め、これを流すようにしてあり、自然環境に配慮してあります。

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