けんさんのたわごと

2000年10月分     ▲戻る


● 2000.10.29 Sun 雲海をねらうなら・・

 先日「けん」のHPを更新したときに、新たに掲載した写真の中で一番好評だったのが、雲海の写真です。よく、秋になると、新聞やテレビなどで、どこそこで雲海が見えたと報道されたり、写真がのったりする。やはり、雲海は、そう簡単に見ることができないから話題になるのでしょうか・・
 ところで、新聞やテレビなどを見ていれば、どこへ行けば雲海を見ることができるのかはすぐに分かる。しかし、実際に行ってみても、なかなか見ることができない。日の出前の時間をねらっても・・そう、雲海は、場所と時間だけ合わせても見ることができないのです。
 場所と時間も大切ですが、同時に気象条件も大切です。中国地方でよく見ることができる内陸性の雲海の場合、天気図によって見えるか見えないか、だいたい分かる。まず、夜から朝にかけて晴れないといけない、そして、風は弱くないといけない。この条件にあう天気図は、移動性高気圧が覆うタイプなんです。晴れると、地上の熱が上空に放射され、地上付近の温度が下がる。そして、風が弱いと、冷えた空気が、内陸の盆地にたまっていくわけです。そして、盆地の中を流れる川の方が相対的に温度が高くなり、蒸気が発生して、霧になっていくのです。それが、山の上から見たら雲海に見えるのです。
 こういう天気図は、冬型が緩んだときに、よくある。もちろん、そういう天気図でも気温が高かったらだめですが・・天気予報を見るときは、天気図にも注目してみてください・・なぜ、そういう天気予報になるのか、予報官の手の内が見えてきますよ・・
 そして、皆さんも雲海をねらってみてください・・きれいに見えたら感動ものです・・


● 2000.10.28 Sat 皆さんのパソコンは・・

 久しぶりです。本当は、もっとひんぱんに書いていこうと思っていたけど、1週間も更新していなかった・・この1週間の間に、中国地方ではかなり寒く感じるようになった。皆さんの住んでいるところではどうですか?
 さて、皆さんのパソコン・・何を使っていますか??・・「けん」のメインマシンは、6年前発売のFM−TOWNSというレアなマシンです。いまだに現役バリバリで活躍しています。Windows95とインターネット・エクスプローラ5.01を無理やり動かしている。TOWNSでインターネットをしていると言うと、パソコン専門店の店員も驚きます。パソコンは、3年くらいで使い物にならなくなるとよく言われますよね。本当にそうであることもあるけど、うまく使えば5年以上は使えると「けん」は思っています。
 「けん」がメインマシンを買った頃から、ソフトもいっしょに付いているようになったけど、そのソフトを使い続けたら、パソコンが物理的に故障するまで、普通に使えるのです。パソコンが遅くなってしまう原因の多くは、ソフトやWindowsをバージョンアップすることなんです。パソコンを長く使うには、重たいソフトを入れないこと、この一言に尽きます。
 メモリを増設すれば、新しくて重いソフトも、ある程度、動く・・あるいは、ハードディスクを増設したりすると、容量の大きなソフトも動かせる。6年前の「けん」のマシンは、当然、そういう対策もしています。でも、最近は、新しいソフトは買わなくなりました。それで、6年前のマシンでも、そんなに遅いと思わないですよ。
 企業などでは、2年〜3年くらいでシステムを入れ替えるところもあるというけど、古いパソコンはごみになるだけでしょ・・パソコンって、エコロジーじゃないですね・・パソコンメーカーやソフトメーカーに、もっと長くパソコンを使えるように考えてほしいものです。意味のないバージョンアップや、古い規格の切捨てが多いと感じます。
 新製品や新技術なんかに踊らされないようにして、今、使っているパソコンを長く使いましょう・・


● 2000.10.20 Fri サーバのダウン

 「けん」自身は、ホームページを作ってからはまだ遭遇していないけど、最近、ネット友達のホームページや掲示板のダウンがあいついだ。「けん」の入っているプロバイダでも時々トラブルがあるみたい・・
 皆さんがパソコンを使っていて、突然、マウスやキーボードに反応しなくなったり、「このプログラムは不正な処理をしました・・・」なんていうエラーメッセージが表示されることがあると思います。いわゆるフリーズしたとか、固まったとか、ダウンしたなどと言う状態です。これは、ソフトやシステムの不具合のこともあるのだけど、ソフトを作った人がエラーメッセージを見ても原因がわからないこともあるそうです。それは、Windowsパソコンはメーカーや機種により、使っている部品が異なるうえ、インストールしてあるソフトの組み合わせも一人一人のパソコンですべて異なるからです。それぞれの部品の相性や、ソフトの相性の関係でダウンすることもあるらしい。また、Macでは、ソフトの相性のうえに、システムのメモリ管理がWindowsほど厳密でないということもダウンの原因になるらしい。
 サーバのコンピュータは、一般用のシステムより、よりダウンしにくいシステムが使ってあるけど、やはり、不具合が発生することがある。それと、アクセスが集中すると、サーバの負担が大きくなり、ダウンすることもある。コンピュータは意外ともろい機械なんです。
 世の中が、EビジネスとかEジャパン構想など、コンピュータにより依存する方向へ向かっているけど、コンピュータは、けっこうまぬけでもろい機械だということを忘れていたら、ダウンしたときの生活への影響は大きいですぞ・・


● 2000.10.17 Tue IT革命・・・おまぬけIT革命

 みなさん、朝晩は少し寒く感じますが、いかがおすごしですか?
 ところで、IT革命の恩恵を受けていますか??このホームページを見ることができる人は、インターネットができるわけだから、恩恵を受けていますね。今、世間ではネコも杓子もIT革命の話ですね。そこで問題になるのが、IT革命の恩恵を受けることができる人とできない人の差(デジタルデバイド)をどうするかということなんです。それで、全国民に携帯インターネット端末を配布するという話もあった。世界的スケールで見ると、確かに端末を持つことができるかどうかは大問題みたい・・貧富の差が大きいから・・・でも、日本に限っては、それより大きな問題があると思う。
 それは、そういったデジタル機器を操れるか、操れないかという点です(デジタルデバイドの本来の意味はこっちだったような気がする・・)。家にパソコンがあるけど、使い方が分からずほこりをかぶっている、そういう話をよく聞きますよね。日本ではパソコンを入手するのは、それほど難しくない。問題は、多くの人が扱えないところにある。一時、持ち上がった、中高年の方へのIT受講券配布という話も、端末の操作を習ってもらうという着想はいいと思った、それが、単なるバラまき政策になってしまいつぶれてしまったのは残念だが・・
 何年までに光ファイバーケーブルを引くとか、ハード面での整備ばかり目立ってしまうIT革命ですが、一部の人しか使いこなせないという本来の問題を考えると「おまぬけ」と言うしかないでしょう・・(そんなこと言ったら怒られるかなあ)(そういえば、新聞広告で「お笑いIT革命」と書いてあった、核心をついたコピーだと思う。そういう本でも出るのかと思ったら、パソコンの解説書の広告だった)。
 先日、広島市内の路面電車に乗っていると、女の子が携帯電話でメールを打っていた。それを見た年配の方が、「ははあ、あれが巷でうわさのIT革命か・・電話機にiって書いてあるし」とつぶやいていました、これが、IT革命の現状をよくあらわしていると思います。
 「けん」は知人とかからパソコンの疑問を聞かれると、時々説明してあげています。皆さんも、友達、家族、親戚の方から、パソコンのことで何か聞かれたら、教えてあげてください・・それもIT革命の一歩です・・・


● 2000.10.16 Mon 「けん」の疑問・・・CDの値段

 「けん」は音楽が大好きです(ヘッドフォンをして踊りながら歩いていたら「けん」さんかも(冗談))。それで、いろいろなCDを買います。CDの値段、最初は3800円だったらしいですね。それが、3500円になって、3200円になって・・と少しずつ下がってきて、現在は、アルバムと呼ばれるものが3000円前後、シングルと呼ばれるものが1000円前後ですよね・・まあ、2000円くらいの値段のもあるけど・・・
 まあ、最初は3000円でも納得していました。でも、パソコンの雑誌にCD−ROMが付属するようになってから、少し疑問をもった。おおむね、1000円くらいの雑誌にCD−ROMが付属できるということは、CD−ROMの製造原価(製造にかかるコスト)は少なくとも雑誌より高いわけがない・・音楽用CDもパソコン雑誌に付いているCD−ROMも製造方法はほとんど同じです。とすると、3000円という音楽CDがやけに高く感じるようになりました。まあ、音楽の演奏や録音やにいろいろなコストがかかっているのだろうと思って納得させていたのですがね・・
 ところが、今年に入ってから、CDシングルの多数が、マキシシングルと呼ばれる、アルバムと同じサイズで出てきた。これで、値段が1000円前後、同じサイズだから製造原価は同じはず・・なんで値段がちがうんやねん・・しかも、最近は、マキシシングルに10曲くらい入っているものもある。こうなると、アルバムとマキシシングルの値段のちがいは、いったい何なんだろうと思ってしまう。
 近年、メガヒットと呼ばれる100万枚以上のセールスを記録するCDが、いくつもリリースされる一方で、CD全体の売上は伸び悩んでいるという。そこそこ売れていたというようなものが、売れなくなってきたという。あまり売れていないCDをよく買って聴く「けん」さんとしては、心配でもある。
 それで、思い切って、値下げしたら・・と思う。CDの製造原価はバレバレなんだから、3000円でございますといっても、よっぽど聴きたい音楽でもないと買わないでしょ・・・とくに大人の方は・・・値段が下がれば、今までCDをあまり買わなかった人も買うようになるから、結局、CD全体の売上は伸びるのではないでしょうか・・・
 いろいろなジャンルの音楽が、いつまでも聴くことができることを願ってやみません・・・


● 2000.10.14 Sat この前の地震について・・・・携帯電話は災害に強くない!

 この前、鳥取県西部地震があり、「けん」の住んでいるところもかなりゆれました。中国地方は大きな地震が少ないので、かなり驚いた・・・。その後、電話がたいへんかかりにくくなりました。安否の確認のための電話が殺到して、電話回線がパンクしてしまったそうです。
 それで、携帯でかけてみようとすると、「しばらくお待ちください」という表示が出ていて、電話をかけることも、メールを送ることもできなかった・・・・よく考えると、普通の電話より携帯電話の台数が多いわけだから、携帯の方がもっとパンクしていたのです。阪神大震災のとき、携帯電話がかなり活躍して、携帯電話は災害に強いというイメージを持っている人が多い(自分もそうだった)、でも、その当時は携帯電話の台数が少なく、普通の電話よりパンクしにくかっただけで、携帯電話の台数が爆発的に増えた今は、携帯も普通の電話も、災害のときのつながりやすさは、あまり変わらないようです。
 普通の電話は各家庭まで電話線を引いているから、途中で電柱が倒れたり、電線が切れたら全くつながらない・・そういう点は携帯の方が災害に強いですが・・・万が一の災害のときに携帯電話に頼るのは得策じゃないみたいでしたよ。やはり、公衆電話から、災害用伝言ダイヤルを使うのが確実かなあ・・
 ちなみに「けん」はピッチ(PHS)も持っているのですが、こちらはほとんど問題なくかかりました。一時期よりPHSの台数は減っているから、パンクしにくいみたいでしたよ。


● 2000.10.13 Fri リニューアルの作業の途中で・・

 「けん」のホームページ(HP)は今年の7月11日に開設をしました。HPの作成についての知識がほとんどなくて、とりあえず作りましたって感じだった(というか6年前発売の自分のパソコンでHPが作れるか実験しただけというのが真相です)。それから3ヶ月すぎたけど、凝ったことは覚えることができなかったよ・・友達や相互リンクをしているネット友達のHPは、デザインがよかったり、音楽がなるとか、いろいろ工夫してあるので、すごいなあと思う・・
 「けん」はデザインのセンスがないから・・とほほ・・
 ホームページを作る計画は去年からありました。ただ、当初はパソコン関係の情報などをのせようと考えて、今のHPとは全く違う物を考えていたのですよ。でも、パソコンの情報は、いろんな人のHPに書いてあるし、そのレベルも「けん」よりはるかに上・・それで、もう一つの趣味である写真をのせることを考え、風景写真のギャラリーみたいなHPというコンセプトで作りました。写真以外はなるべく目立たないようにしています・・それで背景もないし、色もあまり使っていないんです。
 そして、普通のモデム(28K)で、写真1枚当たり十秒前後で読み込めるように、ファイルサイズを考えています。ISDNではその半分の時間で読み込めるでしょう、また、携帯電話経由では30秒から1分くらいかかるかもしれません。
 今回のリニューアルは開設以来最大になりました。「けん」はホームページ作成支援ソフトを買っていないので、インターネット・エクスプローラに付属している、フロント・ページ・エクスプレスを使っています。ソースを必ず確認して修正をしているので、けっこう大変です。皆さんは、どんなソフトをお使いですか?・・・今日はこれくらいにします・・


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