パソコン・レーシング

第1話


パソコン・レーサー「エフマップ」氏・・また、ベンチマークで負けてしまった・・それも予選落ちである。
エフマップ「やはり、ありたきりのDOS/Vマシンでは、なかなか勝負にならない」

エフマップ氏は最新のパソコンをチューニングする作戦は変更して、何を思ったのか昔からの仲間であるジャンク屋へ行く。

エフマップ「あと100MHzはほしい、それと、普通のマシンじゃだめだ」
ジャンク屋「それなら、いいものを見せてやろう、倉庫までついてこい」

倉庫を開けると・・

エフマップ「こっこれは、幻のマシン、ブイタウンズ」
ジャンク屋「そうだ、元祖マルチメディアマシン、タウンズの最終形だ。ほとんど見かけないレアマシンだ」
エフマップ「こいつで勝負しろと言うのか」
ジャンク屋「はっはっは・・普通のマシンじゃおもしろくないんじゃろ・・それに、おまえさんも予算が少ないんじゃろ」
エフマップ「しかし、これでは1GHzマシンに対抗できない」
ジャンク屋「そこが、俺の腕の見せ所じゃ・・このマシンをチューニングできるなんて・・腕がうなるぜ」
エフマップ「へんなチューニングはするなよ、途中でダウンしてもだめだからな」
ジャンク屋「まかせとけ・・予算内で仕上げるよ・・・それと、次の競技まではここへ泊まれや・・昔からの仲じゃ、家賃はいいよ」
エフマップ「それは、助かる・・実は、家賃は大変だったからなあ」

二人は、さっそくブイタウンズの改造計画を考え始めた・・・続く


第2話

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