パソコン・レーサー「エフマップ」氏・・また、ベンチマークで負けてしまった・・それも予選落ちである。
エフマップ「やはり、ありたきりのDOS/Vマシンでは、なかなか勝負にならない」
エフマップ氏は最新のパソコンをチューニングする作戦は変更して、何を思ったのか昔からの仲間であるジャンク屋へ行く。
エフマップ「あと100MHzはほしい、それと、普通のマシンじゃだめだ」
ジャンク屋「それなら、いいものを見せてやろう、倉庫までついてこい」
倉庫を開けると・・
エフマップ「こっこれは、幻のマシン、ブイタウンズ」
ジャンク屋「そうだ、元祖マルチメディアマシン、タウンズの最終形だ。ほとんど見かけないレアマシンだ」
エフマップ「こいつで勝負しろと言うのか」
ジャンク屋「はっはっは・・普通のマシンじゃおもしろくないんじゃろ・・それに、おまえさんも予算が少ないんじゃろ」
エフマップ「しかし、これでは1GHzマシンに対抗できない」
ジャンク屋「そこが、俺の腕の見せ所じゃ・・このマシンをチューニングできるなんて・・腕がうなるぜ」
エフマップ「へんなチューニングはするなよ、途中でダウンしてもだめだからな」
ジャンク屋「まかせとけ・・予算内で仕上げるよ・・・それと、次の競技まではここへ泊まれや・・昔からの仲じゃ、家賃はいいよ」
エフマップ「それは、助かる・・実は、家賃は大変だったからなあ」
二人は、さっそくブイタウンズの改造計画を考え始めた・・・続く