パソコン・レーシング

第2話


ジャンク屋「それにしても、最近は、おまえさんも苦戦続きだなあ」
エフマップ「おかげで、マシンへ回せる資金が少なくなったよ」
ジャンク屋「あんたの、プログラムはすごい、それは誰もが認める・・しかし、最近ちょっとハードの競争が激しすぎる」
エフマップ「500MHzあれば勝てると思ったが、あと少しで及ばなかった、何とかいい手はないかなあ」

ジャンク屋は、競技のルールもよく知っていた・・よく考えると、Macも競技に参加している、そうルールでは特にOSの指定がない・・ただし、グラフィカルなものに限られていた・・

ジャンク屋「今度、ルールが変わることは知っているか?」
エフマップ「例の、CPUクロックごとにクラス分けするやつか」
ジャンク屋「おまえさんは、最高のクラスで出たいんじゃろうが・・500MHz級で出てみんか」
エフマップ「今のマシンでか?」
ジャンク屋「そうじゃない・・ブイタウンズでだ、そして、タウンズOSで勝負してみないか」
エフマップ「そうか、ウインドウズもマックOSもかなり重たい・・タウンズOSなら、十分勝負になる」

エフマップ「ところで、ブイタウンズの120MHzで勝負になるのか?」
ジャンク屋「そのままじゃ無理じゃ・・それなりにパワーアップしないとな」

次の競技にはタウンズOSを搭載したブイタウンズで出場することになった・・
そして、ブイタウンズのチューニングが始まる・・・続く


第3話

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