パソコン・レーシング

第6話


ネットワークカードを担当するのは、マサヒロとヤスオ、ネット用のドライバはミキとサトルが担当する。
ブイタウンズ本体の改造は、ジャンクのおじさんが受け持つことになった。

ジャンク屋「いちおう、安定して動かないといけないから、CPUは120MHzからMMXの180MHzにのせかえる」
エフマップ「いくらOSが軽いといっても、かなり非力じゃないか?、500MHzクラスでエントリーするのだし、500MHzのクラスより低いクラスはないし・・」
ジャンク屋「まあ、マザーボードのベースクロックを若干クロックアップするよ。210MHz動作くらいならいける、それに他のマシンはウインドウズだ、半分のクロックでも十分勝負になる。それに、隠しだまもあるんじゃ」
エフマップ「隠しだま?」

マサヒロ 「ネットワークカード上にもう一つCPUをのせて、分散処理をさせる計画だ、CPUの数は特に制限はない」
エフマップ「そんなことをして、ちゃんと動くのか?」
ミキ   「ちゃんと動くように、ドライバも設計しているの、これで500MHzマシンと同等の処理能力を確保できるわ」
ジャンク屋「まあ、効果があるのは、ネットワークを使うときだけじゃがな・・要するに、今回の競技専用にチューニングするわけだ・・」

エフマップ「そういうことか、それなら、俺もいいソフトを作ってやるよ」
ジャンク屋「たのむぞ、最終的にはソフトの出来具合が勝負を決めるからな」
・・・・続く


第7話

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